帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

腹上死して生まれ変わってタイ人に31話

生産機械メーカーのタイ法人に勤務するユウイチは泥酔しながらも若いゴーゴー嬢をホテルに連れ込み行為の最中に突然死してしまう。

死んだはずのユウイチは目覚めたとき、タイ人中学生の【アット】になっていた。

第1話はこちらから
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第31話 アットの大学生活
 
 
 
「アッタポン。私がそんなことを説明する必要はありません。あなたは公式を使って流速を計算すれば良いだけです。」
 
 
コンケン大学で機械工学科を専攻したことを今後悔している。
大学で教わる一般教養科目は前世の知識もあってそこそこの成績でこなしてきたが、機械工学科の専門科目でつまづいた。
 
テストの成績以前に授業がさっぱり理解出来ないのだ。
 
大学の授業で使っている機械工学の専門書はほとんど英語もしくはタイ語に多くの英語が混じっている。
しかも見たことの無い専門的な英単語が多くて辞書にも載っていない。
前世では電気関係の専門的な英単語には仕事で接していたので意味が分かるものが多いが、機械系の英単語にはなじみがなかった。
 
しかも普通のタイ-英語の辞典には専門的な単語は載ってない。
わからない単語があると
 
1.まず英タイ辞典をひく
2.無ければ工業系の英英辞典で調べる
3.英英辞典で調べた説明の中でわからない単語を英日辞典もしくは英タイ辞典をひく
4.その単語も載っていないので再び英英辞典に戻る
 
といった無限ループを彷徨っても最終的に意味が分からない言葉も多い。
 
 
調べても意味が分からない内容を国立大学の教師に質問したところ冒頭の回答が返って来たのだった。要は教師も説明できないらしい。
 
日本では日本人が書いた機械工学の専門書がふんだんにあり、機械工学用語の解説集もある。
タイでは海外の専門書をきちんとタイ語に翻訳して出版するケースが少なく、訳しても英語原文満載の「やっつけ翻訳書」が教科書には特に多い。
 
タイの工学系学生のレベルが低いのは専門性の高い教育のための環境が整っていないからだ。
だから大学を卒業しても実務に役立つ知識が全くないタイ人エンジニアが多い。
 
日本に行って機械工学の専門書を買ってこないとな。
 

 
 
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日本の大学でも同じだが、大学に入学すると飲み会の誘いが多い。
飲み会といっても大学の近くのオープンパブで飲むだけだが、誘われる回数が多いと会費もバカにならない。

長期の休み期間中だけのアルバイトでは貯金が減る一方なので、レストランでアルバイトをすることになった。


レストランではウエイターとして18:00~23:00までの勤務で食事代込みで1日100バーツ。
たまに来る外国人には英語で対応や、英語と日本語でメニューを作ることを期待されていたので他のアルバイトに比べて割の良い仕事だった。

 


何よりこのレストランで働いて良かったのは、ここには天使のようなウエイトレスがいること。

国民的美少女コンテストに出るような目鼻立ちが整っており、手足は細く長い。

名前はオイ。17歳でアルバイトでは無く本業ウエイトレスだった。


あまり愛想の良い方では無く、話しかけてもあまり会話が続かないが、少しツンとした感じが中身がおじさんなアットにはたまらない。
 
オイのメリハリの効いた後ろ姿や長く細い足を見ているとムラっときたのでバイト終わりで深夜にも関わらずナムワーンを呼び出した。




寝ていたナムワーンを呼び出してすぐに後ろからおっぱいを揉むが、特に苦情は無い。
そのままオイの後ろ姿を思い出しながらバックから挿入させてもらった。
 
 
ナムワーンのおおきな尻も大好きなのだが、オイのちいさなお尻を後ろからついてみたい。
 
スッキリさせてもらった後は眠くなったのでナムワーンには帰ってもらった。

狭いベットで一緒に寝ると邪魔だ。