帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

腹上死して生まれ変わってタイ人に25話

生産機械メーカーのタイ法人に勤務するユウイチは泥酔しながらも若いゴーゴー嬢をホテルに連れ込み行為の最中に突然死してしまう。

死んだはずのユウイチは目覚めたとき、タイ人中学生の【アット】になっていた。


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第25話 コンケン大学の女子学生率



自動車ローンの支払いに困る両親からの反対を乗り越えてアットは無事コンケン大学工学部への進学を果たした。

アットが専攻する学科は機械工学科。

前世で勤務した機械製造会社では機械工学科卒の機械職が幅を利かせており、電気工学科卒で計装グループで肩身の狭い思いをした経験から、今回はそのリベンジのため機械工学の専攻に至った。


電気工学科卒が主流の電気・電子関係のメーカーに就職すれば良いのとも思うが、当時のタイでは機械工学科専攻が花形であり、入試倍率も高いため優秀な工学系の学生は機械工学科に行く時代でもあった。



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コンケン大学構内では女子学生を非常に多く見かける。
タイの女子大生といえば、小さいサイズのブラウスを着てボディーラインを強調するぱっつん制服が思い浮かぶのだが、この当時の女子学生は普通のサイズのブラウスだった。

普通サイズのブラウスでも女子学生は十分に可愛いと思うがぱっつん制服が見られないのは少し寂しい。



当時のタイは4年生総合大学に進学する男女割合は女子学生が6割強。
100人中女子学生65人に対しては男子学生35人と女子学生は男子学生の倍であった。

そんな数少ない男子学生の中には女装こそしないが、明らかにナヨナヨとした「オカマ的」な学生が多く存在する。


ロイエットの中学ではクラスに1人ぐらいであったオカマはコンケン大学付属中学でクラスに2名程度。
コンケン大学では男子学生の1割を占める。
タイの高等教育機関では教育レベルが上がるほど男子学生のオカマ率が上昇する現状があった。


さらにオカマに加えてナヨナヨしていないが、男が好きな男子学生も存在し、性的対象が女性である男子学生に対する女子学生の割合は3倍を超える。




説明が長くなったが、コンケン大学では「女余り現象」が起きており、彼女をゲットするハードルが非常に低いということ。


アットの在籍する機械工学科ではさすがに女子学生割合は少ないが、女子学生と知り合える機会は非常に多い。

一般教養では他の学科の女子学生と同じ教室で授業を受けるし、男子学生同士で食事や飲み会には誰が呼んだのか、毎回女子学生が何名か参加する。

日本で言うところの合コンのようなものも、高い頻度で開催される。




日本に留学経験があり、日本語が話せるアットの存在は日本語学科在籍の女子学生の噂になり、女子学生からのアプローチがある。

アットとしては顔が可愛くてスタイルが良くてセックスが出来れば誰でも良いのだが、これまでの女性経験で不満があった。

決しておっぱいを触らせてくれなかったオイウェン。
経産婦でおっぱいが萎んでいたモッド。


出来れば次の彼女は弾力があって揉みがいのある巨乳の娘が良いのだが揉みがいのあるおっぱいを持つ女性をどうやって探せるのか思案するアットであった。