帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

タイで商売をしてみたい その前に!

タイで商売をしてみたい

タイに限らず日本でも独立起業しても失敗する方が多いのだが、言葉も文化も法律も違う海外で商売を軌道に乗せることは非常に難しい。

日本人(個人)がタイで商売をしたいのはこんな甘い考えがあるからだ。

ナイトライフの充実したタイに住みたいから
★タイは景気が良さそうだから
★物価の安いタイだと初期投資が少なそう
★タイならこんな俺でも成功しそう
日本で流行ったことをタイに持ち込めば儲かる


実際のところタイで商売をするには危険がいっぱいで日本で起業するよりも難易度が非常に高い。
タイで商売を軌道に乗せるために費やした労力を費やせば日本ではベンツに乗れるぐらい成功できると思う。


タイに数年駐在してタイ語がそこそこ出来る有名大学出のエリート駐在員がタイ人スタッフとのコミュニケーションミスで数百万バーツ損失を出すこともよくある。一般人がいきなりタイに来て起業してノーミスで何年も業務を続けられるのか?

駐在員だったら会社に損失を与えても数百万バーツ程度なら「ごめんなさい」すれば終わりだが自分の会社なら自分の財布に直結し場合によっては倒産の危機となる。
タイ人スタッフはありえないミスを頻発するが自分で逆転ホームラン的な利益をあげることは絶対にない。

商売とは儲かる仕組みを作り、それを維持すること。
タイ人任せだと好調を維持するのは日本より難しい。わざわざこんな困難なフィールドを選ぶ必要は無いと思うが、タイは何かと魅力的なので失敗するヤツは後を絶たない。



ここでタイで起業する予定の人になけなしの資金を失う危険を冒す前に事前の危険予知として「ちょっと待てファイブ」を唱和してみよう



1. ちょっとまて お前の専属売春婦は 
ビジネス経験があるのか?

2. ちょっとまて お前の知り合いのタイ人は 
そんな権限があるのか?

3. ちょっとまて お前の商品モニターは 
売春婦とその友達だけで良いのか?

4. ちょっとまて お前の起業プランは 
思う通り実現しないけど良いのか?

5. ちょっとまて お前自身に 
そもそも起業スキルがあるのか?


元ネタ
タイ起業におけるヒューマンエラー事例集

1. 永久ペイバーした無教養な売春婦をビジネスの根幹に置いて売春婦の思い込みのまま投資した失敗例
2. タイ人の知り合いが出来ると安請け合いしたが許認可が下りなかった失敗例
3. 日本から仕入れた商品を売春婦やその友達が無責任に「いいね!」と言ったから大量仕入れした失敗例
4. 自分でビジネスをしたことが無い人の脳内プランが全くうまくいかない失敗例
5. コールセンターからいきなり起業して数か月持たなかったビリヤード馬鹿の失敗例