帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

中年男性がタイにハマる理由

タイ人女性にハマる中年男性は多い。
その理由としてタイ人女性の「微笑み」とか「やさしさ」などが挙げられているようだが、改めてタイ人女性にハマる理由を考えてみたい。


★中年男性がハマる対象
タイ旅行に来た中年男性に接点があるタイ人女性は夜の街で働く女性か、マッサージ師とか旅行ガイドなどに限定される。
しかも夜の街といってもスクンビットもしくはシーロム界隈の日本人向けカラオケ、ゴーゴーバー、マッサージパーラー、エロマッサージに所属する「売春婦」でしかもと極めて小範囲で働く外国人向け売春婦に限定される。

中年日本人男性が恋愛対象になりうる日本人向け売春婦の実数は1万人弱であり、タイ全土の女性の内で恋愛対象となる人口850万人(15歳から34歳までのタイ人女性)の割合のわずか0.1%である。
*タイの女性風俗業従事者は12万人

元々日本人旅行者や駐在員向けを対象として営業する風俗店は日本人の好みを熟知しているため日本人ウケする容姿の女性を採用し、対日本人向けの接客手法を指導された限られた女性が多い。


★日本人ウケするタイ人売春婦とは

1.若い女性である
「日本人は若い女の子が好き」というのは日本人向け風俗の常識である。
若い女の子といっても、15歳とかの違法な年齢で無く、20代前半から若く見える30代女性が対象である。

2.日本人スペックの容姿
日本人向け風俗店で人気のある女性は
・容姿が日本人に近い
・濃い顔立ちだが非常に美しい
・小柄
・色白
といった傾向があり、どの風俗店でも日本人の好みに近い女性を多く採用するように勤めている

3.そもそも日本人狙い
タイの数ある風俗の中でわざわざ日本人をターゲットにする風俗店を選んで働く風俗嬢は日本人顧客に好意的である。
金払いの良さやセックスの淡泊さなど理由は様々であるが日本人に対して好意的でありサービスも良い傾向にある。


★結論
以上の理由から日本人に特化した風俗街で、日本人に好かれる要素を持った女性が、日本人の客を狙い、日本人に好かれるように努力(日本語学習、日本人ウケするメイク)をしている場に登場した日本人の中年男性は多少の瑕疵(ハゲ・デブ・加齢)があろうとも大事なお客としてチヤホヤされる。

例えば冬の海にカレイ釣りを狙ってカレイの仕掛けを持って苦労の末に釣ったカレイのサイズが少々小さかろうと、見栄えが悪かろうと狙った獲物が釣れれば嬉しいのと同じ原理で

日本人でさえあればハゲていようと、デブであろうと、ジジイであろうと心からチヤホヤしてくれる。
さらにその相手は日本人好みの容姿を持っている。


従って日本人中年男性がタイ人女性にハマるの日本人男性が求められている場所に用意されている日本人向けサービスにハマるべくしてハマるのだ。


★場所が変われば対応が変わる
仕事でお客様の会社に請求書を持っていく際のタイ人女性の経理スタッフさんの対応や、タイの役所の女性の役人には日本人であっても非常に嫌な思いをする。
タイの女医さんも概ね態度がデカイ。

何もタイ人女性が良いから日本人男性がハマる訳では無い。

売春を生業とする時点で特殊な環境下に置かれた女性であるので、少数派であることは間違いない。
デブでハゲのおじさんに、少しのお金で喜んで股を開いてくれる女性がいるのでハマるのも仕方が無い。

それを自分がモテるとは思わずに常に身なりを清潔に保つ努力をしなければならない。