帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

大学に行きたい

あなたのタイ人の彼女(特に夜の街で知り合った)に要求されたことはありませんか?

★家を建てたい
★大学に行きたい
★お店を持ちたい

「高学歴ではない」タイ人女性の3大要求事項ですね。

今回は【大学に行きたい】要求について考えてみたい。


なぜ大学に行きたいのか
タイは階級社会なので、大学を卒業した「学士」の学位が無ければ工場労働者や飲食店や販売店の店員などのブルーワーカーの仕事にしか就けない(例外あり)
大学卒であればエアコンのある快適な事務所で事務員として働くことが出来るため、大学を卒業するメリットは十分にある。

しかしながら大学を卒業するには時間とお金が必要なため、「今日働かないと明日の食費が無い」人達には大学卒業は難しい。
その女性が夜の街で働くのはお金に余裕が無く、割の良い仕事に就けないからであり、「大学卒業資格」はとても魅力がある。


大学に行くことと卒業する違いは大きい

その「大学卒業資格」を望む売春婦に生活費(自分の生活費と両親の仕送り分を含む)と学費を援助して大学に通わせたとする。
多くの場合は無試験で入学できるラムカムヘン大学を選択するであろう。
資金援助を受けて大学に通ったとしても、その売春婦は高確率で途中で大学に通わなくなる。
理由としては以下の通り。

★馬鹿なので勉強についていけない
★怠惰なので努力したくない
★努力しなくても援助してくれるパパを得てしまった
★大学に行くのも行かないのもワタシ次第


認識の違い
日本人としては「彼女のことを想い、将来のために援助してあげたので彼女には頑張って卒業する義務がある」という思いで援助している。
しかし売春婦にとっては、「大学に通う機会を与えてもらったが、努力するかどうかはワタシ次第」である。

そもそも文化の違うタイ人の中でも高等教育を受けていない女性に「お金を出してやったのでお前には頑張って卒業する義務がある」
という勝手な意向は通用しない。

まるでウチの4歳になる息子に英語教材を買い与えて「お前のために教材を買ってやったのに何故勉強しないのか!」と憤るようなものである。


もし彼女に 「ワタシ大学に行きたーい」 などと要求された場合の正しい対処法は以下の通り。


「なるほど。 そんなことより胸を揉ませろ。」


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