帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

タイ人との国際結婚について

そもそもタイ人と外国人の国際結婚は失敗率が高い。
失敗率には離婚以外にも結婚生活もしくは書類上の婚姻状態は続けているが、現在のパートナーとの結婚を心から後悔している場合も含む。


タイ人女性とファランカップルを見ていると、両極端なカップルが目に付く。
必要以上に二人がべったりくっついている場合とどちらかが怒っている場合。

恐らく最初は仲良く必要以上に人前でイチャイチャし、ある一定の時期が過ぎると2人の行き違いからどちらかがいつも怒っている状態になるのが推測される。

国際カップルの仲が悪くなる一般的原因として

★教育水準や生活水準が違いすぎるための行き違い
★英語での意思疎通の限界
★民族性によるお互いの価値観の違い

というのが挙げられるが、実際のところ

そもそも恋愛関係に無かったからだと思う。

外国人から見ると
★性欲処理のための関係であった
★日常生活のお世話をさせるため
★英語の通じる通訳として

タイ人から見ると
★お金
ファランだったら何でもあり
★海外に移住するための手段


多少の個人差があるとは言え愛があれば
★タイ人が見栄を張るのをある程度許容するはず
★常識が違うのを逆に楽しめる
★少しは相手の文化に興味を持って歩み寄る
★タイ人が浪費するのをある程度は許容し、タイ人もある程度は遠慮するはず


俺の場合はタイ人の前の嫁に対してそもそも愛が無かった。
もし俺に前のタイ人嫁に対して愛があれば・・・

★2人でレストランに行き嫁がテーブルに乗り切れないほど注文しても怒鳴らなかったかもしれない

★親戚や友人から金を借りて俺に返済させる行為が何度も続いても怒鳴らなかったかもしれない

★免許取り立てで新車を買ってすぐに車の多いサイヤムに行ってタクシーと事故を起こしてもどうしてそんな場所に行ったと怒鳴らなかったかもしれない

★携帯電話の通話料が8000バーツを超えたことに文句を言わなかったかっもしれない。そして文句を言ったら2万バーツで買ったばかりの電話を投げ捨てたことに怒らなかったかもしれない

★結婚してから3年で嫁の体重が20kg増加しても気にしなかったかもしれない。嫁の希望でフィットネスのダイエットプログラムに4万バーツ支払ったのに、たった2回で行かなくなったことに文句を言わなかったかもしれない。

★化粧をして上半身だけ着飾り、夜中の3時までビデオチャットをする嫁にキレたりしなかったかもしれない。