18年ぶりに帰国したデブ中年9

18年に及ぶ海外沈没生活に終止符を打ち、日本に失意の帰国をしたデブ中年が日本での新生活に戸惑う話の9回目

軽自動車について

日本は軽自動車が多い。通勤途中で周囲を見ると半分以上が軽自動車である。

実際に日本の自動車の軽自動車の割合では４割程度だが、通勤用の自動車で軽自動車が占める割合は多いようだ。

最近の軽自動車は見た目や性能が良くなっているが、価格も上昇している。

燃費にメリットがある軽自動車にターボをつけて馬力を増やした影響で価格上昇だけでなく燃費が悪くなり排気量1500㏄のハイブリッドカーより高価な軽自動車も登場し、本末転倒だと思う。

あくまで軽自動車というのがトレンドなのだろう。本当に街中でスポーツカーを見かけなくなった。

セリカ、スカイライン、フェアレディZ、RX-7などにおじさん達は憧れていたが、今の若い世代には好まれていないようだ。

軽自動車志向は「エコでランニングコストを抑えている俺」方が「スポーツカーに乗る俺」よりかっこいいのだろう。金もかからないし。

タイ人もそのうち同じような傾向に向かうのだろうか。

しかし俺から見てもここまでの軽自動車指向は異常だと思う。中古軽自動車の価格もあまり下がらないし。