帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

日本で携帯電話を買う2

タイから帰国した中年オヤジである俺は、日本の携帯電話市場は大手キャリアが携帯電話を自社仕様に改造した製品しか販売を許さないことで顧客を囲い込むという異様な光景を見た。
反発した俺は大手キャリアの加入は一生避けて出来るだけマイナーで安い格安SIMカードを購入することにした。


日本では何社か格安SIM会社があるが、どの会社も自前の通信設備を持っていない。
大手のキャリア3社の通信設備を借りて運用しているため、各社それぞれ独自の利用プラン設定はあるが、価格はだいたい似たようなものである。

大手と異なるのは以下の点だけである

・日本各地に多くの店舗展開をしていない
・異常に多くの販売社員を雇って無理なプランを押し付けない
・店舗が少ない分ネット販売をしてる


したがって「格安SIM会社選び」はどの会社を選んでも価格帯は似たようなものなので、自分の利用状況に限りなく近いプランのある会社を選ぶべきだ。


なので俺の携帯電話の利用スタイルについて考えてみる




1.音声通話(ふつうの通話)
日本に18年ぶりに帰ってきた中年オヤジには日本に友達はいない。昔の友達にも面倒なので連絡はしない。
したがって友人との電話による会話の機会は無い。

キャバクラに行ってキャバ嬢に電話番号を聞くことも無い。こんな中年オヤジが大金を費やしてもキャバ嬢から教えられるのはLINEアドレスであろう。
そもそもキャバクラに行くことも無い。

通勤途中の街で見かける女子高生の電話番号をゲットできる可能性はゼロであろう。

生活に必要な通話は会社の携帯電話を利用すれば良い。

俺が唯一、電話をかけて会話をするのは妻だけである。


よくよく考えると、妻はこんな中年デブでロリコンという重い十字架を背負った社会不適合なオヤジに携帯電話の電話番号を教えてくれて、俺が電話をかけても着信拒否をせずに嫌がらず会話してくれる。
改めて思うがそんな妻の存在はありがたい。

しかもおしりも触らせてもらえるし、頼めばセックスもさせてくれる。(セックスは下の娘が出来て以来2年していないが)

俺の給料をすべて妻に渡しているとは言え、とてもありがたい存在である。
街を歩いている女子高生にたとえ給料全額を渡しても、おしりを触っただけで逮捕されるであろう。

ただし妻はもうすぐ30歳になるという欠点をもっているが、年齢のハンデと乳が垂れて弾力が無くなった点を除けば、とても素晴らしい女性だ。


そんなことはさておき、妻との会話は俺にとって重要であるが、妻との会話はLINE通話とすることで通話料を削減する。したがって電話(音声通話)をかけないことを前提したプランとする。

毎月の一定の通話料を基本料金に含めるという定額通話料プランを利用しないで、電話をかけると30秒毎に2-30円程度別途必要ではあるが、月額基本料が安いプランとする。(月額1,500円から)

まったく通話の出来ない情報SIMだともっと基本料金がもっと安い。(月額500円から)
しかし日本で生活する上で血糖値の高い中年メタボ体型である俺が、街中で突然体脂肪率が急上昇する発作に見舞われるような万一のことを考えると、全く通話の出来ない情報SIMは危険である。
なので情報SIMは避けようと思う。



話が長くなりそうなので次回に続く