18年ぶりに帰国したデブ中年4
18年ぶりに海外沈没生活を断念して日本に失意の帰国をしたデブ中年が日本の生活に戸惑う話の4回目
満員電車
俺の今までの負け犬人生の中ではラッシュアワーに満員電車に乗って都会のオフィスに通勤するような立派な社会人経験は無かった。
日本にいた頃は小汚い作業着を着て郊外の勤務地に自動車で通勤しか経験が無い。
戸惑う間もなく俺は、後ろからの人波に押されて乗り込み、さらに乗車の勢いは止まらず俺は車両の半ばまで押し込まれた。
即ち俺の感覚では満員と判断される状態からさらに20人ほど乗ったことになる。
必死の形相で電車に取り込む人々に前後左右が圧迫されて身動きが出来ない状態が数分間続く。
隣がもし女子高生だったら合法的に体を密着できて多幸感を味わうことが出来るであろうが、大多数が男である。
これは女性専用車両という忌まわしい存在により、女子高生と中年男性が車内で密着出来る可能性をほぼゼロまで奪われたのだ。
女子高生と密着する機会も無い惨い満員電車で定年まで通い続ける人生は悲しいと思う。
女子高生と密着する機会も無い惨い満員電車で定年まで通い続ける人生は悲しいと思う。
今の日本は中年オヤジが女子高生と関わると社会的に抹殺されるため、ブスで足が異様に太い女子高生にチカンの疑いをかけられる危険を防ぐ効果もあるのだろう。
さらに最近のストッキングの質の向上には驚く。5m離れた位置ではどう見ても生足なのにむしゃぶりつきたくなるように白い足に見える。
リスクをある程度覚悟して至近距離に近づき、太ももを凝視して初めてストッキングだと気づく出来の良さだ。
日本に来て(何人かの)日本人女性の太ももの美しさに驚いたものだが、こういう優れた製品が開発されていたようだ。
弾力が強く、足を細く見せる効果もあるらしい。
つづく