帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

18年ぶりに帰国したデブ中年7

18年に及ぶ海外沈没生活に終止符を打ち、日本に失意の帰国をしたデブ中年が日本での新生活に戸惑う話の7回目


歯医者に行ってみました
タイの歯医者で麻酔を受けると顔の1/4が痺れて食事も出来なくなるし、麻酔注射も痛い。なので麻酔されると分かると非常にブルーな気持ちになったものだ。
先日18年ぶりに日本で歯科治療を受けたが、麻酔が効いているのは局部的で顔の痺れは無かった。歯科技工士さんもきれいなおねえさんが多く、きれいなおねえさんの顔をチラチラ見ているといつの間にか治療が終わった。


タイは歯科医に限らず医者は必要以上に患者や看護婦に偉そうに接している。先生なので偉いのは分かるが、日本の医者は全く偉ぶらず印象が良い。
はっきり言って日本の歯科医療技術はタイに比べて1歩も2歩も進んでいるがタイの医師に比べて腰が低い。タイはまだまだ後進国なのが良く分かった。


ところでスクンビットのソイ26で以前に音成先生の経営する音成デンタルクリニックが経営譲渡され、タイ人歯科医師は引き続き勤務しているが、音成先生が抜けて名前は「ゆたかデンタルクリニック」に変わった。
医学博士に代わり、単なる日本人通訳になった。しかも通訳の能力が低く、途中からタイ人の先生と直接タイ語で話した方が早いような通訳だった。

通訳しか日本人が居ないのに、治療で1万とか2万バーツとか異常に高い請求をされた。この「ゆたかデンタルクリニック」に比べたら日本の歯科は100倍良いと思う。
この価格帯での診療ならおまえらの懐具合は「ゆたか」になるな!と思う。

タイで必要以上の多額の治療費を支払って程度の低い治療を受けるよりは日本に戻って正解だった。
タイで歯医者に行くなら「ゆたかデンタルクリニック」はやめた方が良いと思う。
程度の低い日本語通訳サービスは受けられるが、治療内容はタイのローカル歯科医と変わらないし、治療費も高額だし。会社で全額支払ってくれるなら良いけどね。