帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

ゴルフが嫌い

ゴルフが嫌いだ。

ゴルフのお誘いは基本的に断る。お誘いを断るのは失礼なのでゴルフをしない人だと申告している。
日本に居たころにデビューし、数十回はラウンドしたことがあり、タイにもゴルフクラブを持って来ている。なのでどうしても断れない相手とはタイでもこれまで何度かプレーしている。が
ゴルフに行くことが決まるとずっと憂鬱になるほど嫌いだ。ゴルフ場についてからはずっといつになれば帰れるかばかり考えるほど。


どうしてゴルフが嫌いかというと、バンカーや池、OBのエリアにボールが吸い込まれるから。

性格がかなりネガティブなので、アドレスの時点で悪いイメージしか浮かばない。
池に吸い込まれるイメージを持ったまま恐々とスイングすると体の動きが阻害されうまく飛ばないだけでなく、体の向きと異なる方向にボールが飛ぶ。

開き直って池に向かって打つと、きれいに池に向かって落ちる。
目をつぶってスイングすればトップして池に落ちる。


ということでゴルフはストレスと敗北感しか生まないため、しないことにしている。
社内やお客様との親睦に欠かせないゴルフであるが、断っている。


ゴルフ場のレイアウトが世界の常識のような前提で話が盛り上がっている日本人の会話にも入れない。
池などのハザードには嫌な思い出が残るので早く記憶から消したいためコースレイアウトなどが記憶に残ることは無い。


あと最初の妻(日本人)との離婚のきっかけとなった喧嘩の発端が妻の事前承認無しにゴルフクラブ(アイアンセット)を購入したこともひとつのトラウマになっている。


ここまでのトラウマを乗り越える必要があるためプレーするのは数年に1度となってしまう。