帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

今日はドリンク何杯目でしょうか

Q. 今日は何杯ドリンクを獲得した? とバービア嬢に聞くと、ほぼ100%のバービア嬢が「今日はまだ1杯も飲んで無い」と答えます。本当でしょうか?



バービア嬢の主な収入は客から提供してもらうドリンク(たいていセンソム・コーク)に対する店からのキックバックである。
バービア嬢にドリンクを飲ませると、客は1杯につき180バーツを店に支払い、バービア嬢は店から40バーツを受け取る。(金額は店やドリンクの種類により異なる)

バービア嬢は客からのドリンクのキックバックが主な収入であるため、客にドリンクを貰おうと努力する。

ソイ22で日タイ友好の懸け橋を自任している俺はバービア嬢達の生活がきちんと成り立っているか心配であるため、バービア嬢に「ドリンクください」と要求されると、必ず「お前は今日は何杯飲んだか」と尋ねるようにしている。

するとほぼすべてのバービア嬢は、「今日はまだ1杯すら飲んでいない」
ไม่ได้เลย
と答える。

以前はその言葉を信じて、かわいそうだと1杯飲ませていたが、あまりにもほぼ全員がそう答えるし、金曜日の23時ごろのゴールデンタイムでも同様に答えるため不審に思い、妻に聞いてみたのが冒頭の質問である。

妻の回答は

あんたは騙されている。そんなのウソに決まっている。
「今日は1杯も飲んでいない」という回答がテンプレートになっていて必ずそう答えるように先輩から指導されているはずだ。

ということだった。

なので、以降は 「今日は1杯も飲んでいないというのは絶対ウソだ」
とバービア嬢につっこむと、ほぼ全員が

จริง!สาบาน!

と右手の手のひらをこちらに向けて挙げる。

あ。これもテンプレートですね。


俺は最近は節約に心がけているため、むやみにドリンクを振舞えない。なのでバービア嬢にドリンクを飲みたかったら胸を揉ませろ とか キスさせろ とか言ってハードルを上げている。

ハードルを上げているにも関わらず、バービア嬢はドリンクのために簡単に胸を揉ませてくれる(服の上から)。
口のキスは嫌だがホムケムなら というバービア嬢に対してはホムケムとみせかけてタイミング良く首を回転しキスに持ち込む。

本日1杯目のドリンクを獲得するために、加齢臭中年デブに胸を揉まれせてくれたり、キスをさせてくれるバービア嬢はありがたい存在である。