帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

シパトモのタイ起業5


【シパトモのタイ起業】

35歳にしてタイの風俗にはまってしまったシパトモは彼の妻に対してタイに長期滞在する理由を作るべくタイで起業する。
彼にとって必要なのは事業で利益をあげることではなく、ただタイに来る理由だけであった。



第4話 店舗契約とシパトモの性癖

BTSラチャテヴィー駅から徒歩1分。ほとんど駅前の交差点角地に空き店舗が見つかった。店舗の広さは100m2で中2階にも50m2で合計150m2で家賃は5万バーツである。

この広さでは25席のパソコンが確保出来そうなので、1分1バーツの利用料として稼動率を30%とし予想収益を計算してみる。

*営業時間を10時から22時の12時間の年中無休とする


25席 x 12時間 x 60分 x 30% = 5,400バーツ
5,400バーツ x 30日営業 = 162,000バーツ


毎月13.5万バーツの売り上げに対して以下の費用が発生すると想定

給料1万バーツ x 従業員3名 =  30,000バーツ
家賃               50,000バーツ
電気・通信・水道等        20,000バーツ
パソコンメンテナンス等      20,000バーツ
その他              10,000バーツ
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                        毎月の費用合計は130,000バーツ

以上差し引きで毎月32,000バーツの利益が見込める。

これに加えてフランチャイズ料やオンラインゲーム収益、店舗での飲料やお菓子販売の利益で年間50万-100万バーツは利益が得られるであろう。
          
ということでフランチャイズ100店舗計画の第1号店としての場所をBTSラチャテヴィー駅前店と定めた。


これから内装、インターネット契約、従業員雇用、パソコン購入と忙しくなるがアルさん中心に進めてもらう。


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次にシパトモの夜の街での活動報告に移るとシパトモは基本的に以下の女性が好みである。

★背が高い
★大柄
★30歳前後
★顔のほりが深い

ゴーゴーバーで背が高くて大柄の女性はかなりの確率でレディーボーイを掴んでしまう。
シパトモの性癖はノーマルなので性的対象女性オンリーだ。なのでいつもレディーボーイかどうか細心の注意で見極める。
シリコン豊胸胸の揉み心地も好きだそうで、胸を揉んだ時点でやや硬い感触でご満悦である。

だから

硬い胸 = シリコン豊胸 = レディボーイ

とは確定しない。

お店で長時間横に座って会話していてもレディーボーイと気づかないでお持ち帰りすることもあったらしい。
単刀直入にAre you lady boy? と聞くことにしているが
本当に女性だったら失礼だし、違うといってもNo, I am lady already!とかNo, in my heartとかの回答があるので全員「NO」と回答するらしい。
だから相手の「外見」と「声」と「体」を必死に観察する必要がある。

なので最近は本物の女性しか所属していないゴーゴーバーのみ入店するか、すでにお持ち帰り済みで対応の良かった娘をリピートする。

あとシパトモにとって連れ出す娘に要求する重要項目はセックス中の良い反応である。
いわゆるマグロは大嫌いで、作業のようにただ寝てるだけの女性はどんなに美しくて締まりが良くても気に入らない。
テクニックがありノリが良い30歳以上で上に乗って腰を自ら振ってあえぎ声をを振るババアが好みだ。しかし決してババア専ではない。


ババアが好きなのではありません。相対的に好みのセックスをしてくれる女性がたいていババアなんです。
                     byシパトモ


この数年後、私(わんわん)と一緒にゴーゴーバーに行っても好みがバッティングするほど徐々に対象年齢が下がっていき、最盛期にはタイで合法的に買える年齢では飽き足らず、一時期ミャンマーに通った時期があったそうだ。(現在はババアに落ち着いたらしい)