シパトモのタイ起業8
【シパトモのタイ起業】
35歳にしてタイの風俗にはまってしまったシパトモは彼の妻に対してタイに長期滞在する理由を作るべくタイで起業する。
彼にとって必要なのは事業で利益をあげることではなく、ただタイに来る理由だけであった。
第7話 追加出資とフランチャイズ勧誘
バンコクでインターネットカフェを開店してから4ヶ月間赤字が続き、会社の余剰金が尽きて30万バーツの追加出資を余儀なくされている。
当初の出資金100万バーツと合わせて130万バーツの出資となった。
開店準備で費用がかかるのは仕方が無いが、毎月の赤字補填にこれ以上自己資金をつぎ込むのは避けたい。
ここはなんとしても出資元の株式会社デルガに追加出資を出してもらい、黒字転換まで乗り切りるべく日本で追加出資の交渉を行った。
と懇願したり不満を言ったりした結果、株式会社デルガから50万バーツの追加出資を引き出した。
シパトモは日本・タイの各地で会う人すべてに以下の宣伝をしてまわった。
自分はインターネットカフェをタイで出店し、黒字化に成功した。
そろそろ2号店をオープンしようとしているが、独自ゲームを持ったインターネットカフェチェーン店をタイで100店舗展開するには自己資金だけでは無理なのでフランチャイズ展開を目指している。
そろそろ2号店をオープンしようとしているが、独自ゲームを持ったインターネットカフェチェーン店をタイで100店舗展開するには自己資金だけでは無理なのでフランチャイズ展開を目指している。
フランチャイズに加盟すれば以下のメリットがある
★株式会社デルガ開発のチェーン店独自のオンラインゲームを提供
★店舗管理ソフトを無料で提供
★お店の宣伝Webサイトを無料で提供
★日本語堪能なタイ人(アル・ミキ)が懇切丁寧にサポート
★店舗管理ソフトを無料で提供
★お店の宣伝Webサイトを無料で提供
★日本語堪能なタイ人(アル・ミキ)が懇切丁寧にサポート
有名大学を出て有名企業で働いた経験のあるシパトモは話題も豊富で話好きなので、ゴーゴーバーやテーメーで近くに座った日本人にも気さくに話しかけ、さりげなく自分がタイのインターネットで儲けたお金で遊びまわっていることを宣伝してまわった結果、タイ好きの中小企業の社長さんと知り合うことになった。
タイ好きの社長さんは、日本の事業が好調でしかも優秀なスタッフが居るので余裕がある。
タイで同じ事業をするには躊躇するが、自分がたまに遊びに来る口実で何か事業を始めたいとネタを探しているところだった。
これからシパトモ、アルさん、ミキさんがインターネット店のフランチャイズ1号店の出資を引き出すべくジェットストリームアタックをその社長さんにかけることになった。