帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

ノンカイ戦記4

最近、毎週のようにビエンチャンに行く用事が出来る。
今回は仕事の関係で0泊3日(車中泊2日)の強行日程となってしまった。

朝の6時30分に寝台列車でノンカイ駅に到着するとすぐにビエンチャンに向かう。
今回も気合で用事を一気に終わらせて速攻で国境を越えてノンカイに向かう。
帰りの列車は19:10。現在時間は13:00。1時間は移動と準備のため実質残された時間は5時間。

今回もバービアが昼間から開店しているであろうニタパット通りに向かう。
あろうことか、この日はバービアがまだ1件も開店していない。
いや1件だけシャッターが1面だけ開いていてテーブルでババアが座っている。

仕方が無いので唯一、半開店しているバービアに入店する。
ウイスキーはタイローカルしか無く、俺が嫌いではない

Jony wallker(Black & Red)
Bland 285

が売り切れ。飲み物が無いので仕方なくsan miguel lightを注文する。俺はビールは基本的に飲まない。太るし尿酸値も気になるから。
なので一番ライトなsan miguel lightをあえて氷のグラスに注いで邪道な飲み方で周囲の店の開店まで時間を稼ぐことにした。


その店に唯一いたババアはバービア嬢ではなく、向かいのマッサージ店のマッサージ師。
暇つぶしに座っており、話し相手になってもらった。

ババア: 
日本人の男を紹介してくれ

俺:   
お前の年齢と体型と顔を鑑みるに、日本人は不可能であろう
イギリス人なら有りかもしれない

ババア:
ならイギリス人を紹介してくれ

俺:
日本人にデブ専且つババ専のイギリス人の紹介を求めて結果が出せるわけが無

ババア:
お金を稼ぐにはどうしたら良いのか?

俺:
★マッサージの客に睡眠薬を仕込んで眠って居いる間に財布を・・・
★1,000バーツ札を○ラー○ピーしてどうにかしろ
★マッサージ客にスペシャルサービス(手コキ、口)を提案しろ
★ロッタリーを買って1等を当てろ

ババア:
全部無理。犯罪はダメだ。

俺:
お前は文句が多いな。それなら我慢してマッサージ師を続けろ。


といった会話をしているとかわいらしいバービア嬢が登場。

最近の俺のセンサーで一瞬でラオス人と分かった。
ヌーイ(19)ラオス
色白でかわいく、ドリンクを飲ませるから写真を撮らせろと要求すると拒否された。写真は嫌いだと。お前は明治時代の日本人か!

ドリンクを3杯飲ませても写真撮影には応じないので現金100Bを提示したが拒否。200,300Bと増やしても拒否。
過去にチップを2,000バーツ払ったことがあるという話題には良反応を示したが、写真撮影に2,000バーツ払うのは馬鹿馬鹿しいのであきらめた。

昨日タイに着たばかりの未成年のラオス人と楽しく会話をしつつ、目的のバービア(My sweet heart)に入店して、2回お持ち帰りしたメイ(19歳ラオス人)を待った。

前回とは異なり、今回は覚えていてくれたようだった。
しかし俺に残された時間は1時間ほどだったので、名残惜しいがノンカイを去ることになった。

それにしてもノンカイはかわいらしいラオス人の宝庫だ。
ビエンチャンは嫌いだが、ノンカイは大好きである。

今回のビエンチャン訪問でしばらくノンカイに行くことは無いが、1週間ほど滞在したい街である。
ここで余生を過ごすファランの気持ちが良く分かる。


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