帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

マゾとニート

マゾとは肉体的もしくは精神的苦痛に性的に興奮することだが、俺は日常生活や仕事で精神的苦痛や肉体的苦痛がある状態が心地よいと感じるマゾだ。人からはドMと言われることも多い。

ただしセックスについてはM要素を前面に押し出すことは無く、ロリコン要素以外はノーマルだと自負している。
その分日常生活や仕事はM願望を発散するのだろう。

具体的に言うと

★ろくでもない女と付き合う
★そんな女に尽くしても報われない
★報酬の割に仕事がキツい
★仕事上の責任とプレッシャーが多い

といった状況に安心感を感じてしまう。


ということで、俺として人生に満足感を得るには

仕事をしてストレスを受け→稼いだお金を女に貢ぎふりまわされてストレスを受け→お金が無いので頑張って働く。

というサイクルが必要である。

そういう性癖により、俺は忙しく働かないと不安と恐怖に襲われる。
俺が無職となることは日々の恐怖とストレスとの戦いを意味する。


働きたくてもタイでは仕事が無いと言うヤツがいるが、そういうヤツに限って「人材紹介会社が仕事を紹介してくれない」などと甘えたことを言う。

人材紹介会社に登録だけして紹介をひたすら待つのは、引きこもりの高校生が「美少女がいきなり居候してくること」を願望するようなものだ。

仕事がほしかったら、ラヨーンとかプラチンブリの日系工場を回って「働かせてください」とお願いしてまわれば絶対見つかる。
バンコクでしか住みたくない」というのは「風俗はヌキ系マッサージしか行きたくない」いうのと同じ。他の風俗の良さをしらないだけ。


そういえば「人材紹介会社が仕事を紹介してくれない」という愚痴を言うのは避けたほうが良い。
それはお前が仕事を紹介してもらえないほど「寒い」ヤツだとアナウンスしているようなものだ。

たとえば人材会社A社の面接で、「B社は登録しても紹介してくれなかった」というと「こいつはB社が紹介を躊躇するほどヤバいヤツだ」と思われるリスクがある。
人材紹介会社のことはさておき、ドM性癖の俺が職探しをする過程で快感に思えるイベントがたくさんある。


ドMとして快感と思えるイベント
★人材紹介会社で経歴や応対内容を馬鹿にされる
★企業に自分で申し込んでたらいまわし又は無視される
★採用面接で経歴や応対内容を馬鹿にされる
★薄給で過酷な仕事をする
現地採用者として日本人やタイ人から馬鹿にされる


仕事を探すだけでも俺のようなマゾが満足する要素が多い。
タイで無職でニート生活を実施するには性癖がS側でないと難しいのではないかと思う。

ドMで良かったと思う。