帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

タイ沈没史第39話 ビーの兄の異常な性癖

ビーの兄の異常な性癖 タイ沈没史第39話


公開日 2015年1月1日 ビーに実家の浄水設備が失敗に終わった失意の男はビーの兄の別れた妻を見て異常な性癖であることを知る。  




以下の記事は2011年6月ごろの回想録です。


タイ沈没2,600日目ごろ


◎ビーの兄の逃げた嫁一家の登場

ビーの兄であるボーイは23歳。嫁はいないが、3歳の娘がいる。
その娘の母親は、娘が生まれてすぐに別の男(イギリス人)と一緒に出て行った。
ボーイは残された娘を両親のサポートの元、ロイエットの実家で育てている。

俺の滞在中にビーの兄の別れた嫁が家族をひきつれてビーの実家を訪問した。


★ビーの兄の別れた妻
30代後半から40代前半の化粧が濃く色黒のばばあ。髪の毛は赤く染め、体は薬中毒者のようにガリガリ

ビーの兄はさわやかなイケメン青年だ。
この兄と10歳以上のケバイばばあとくっつく要素が見当たらない。
ちょっと年上どころではない。年の差は12歳(ひとまわり)を超えている。場合によっては20歳近い年齢差がある。
さらにこんなババア捨てられるビーの兄は何なのだろう。

★別れた妻の新しい男(イギリス人)
無愛想かつ太った白人のジジイ。推定60歳ぐらい。
1時間ぐらい同じ部屋に居たが、俺には挨拶も会話をしていないし目も合わせていない。

★別れた妻の連れ子1
15歳ぐらいの娘。見た目は純粋なタイ人。別れた妻の最初旦那(タイ人)との子供。
母親の遺伝により気が強そうで、すぐにでも風俗デビューしそうな感じ。

★別れた妻の連れ子2
白人寄りのハーフ。10歳ぐらいなのに体型がゴツイ。聞くところによると父親はドイツ人らしい。
しかも名前がマイケル。ドイツハーフなのにマイケルというのは父親が名前をつけていないことが推定される
この子がバンコクの陽炎の寺澤と付き合っているプローイの連れ子のフランケン君のモデル

★別れた妻の連れ子3(もしくはイギリス人の連れ子)
白人とタイ人のハーフと思われる5歳ぐらいの女の子。容姿からはどちらの連れ子かは判断できなかった。
別れた妻とイギリス人の子供
乳幼児。別れた妻とあたらしいイギリス人との子供であろう。

★乳幼児
別れた妻と現在のイギリス人の旦那の子供と思われる


以上の6名がビーの実家を訪問した。



このメンバーを見てわかったのが、ビーの兄が別れた妻と一緒にいた時点で、妻にはそれぞれ父親が異なる連れ子が3人いたことだ。

ビーの兄の性癖は経産婦ばばあ専門なのだろうか。それともセックスしたい一心でばばあと関係を持ったのか?

セックスしたい一心でばばあと関係を持っても子供を作るまでセックスするか?

最初の数回で妊娠したのか? 

いやこいつの性癖はケバイばばあ専門に違いない。

オスは本能的に若いメスを欲する。好みのメスの成熟度合いの好みは個人差があるだろうが、男は本能的にはロリコンである。

男が年上を好む場合は、包容力があるとか、容姿が良い・性格が良い・資産や経済力がある など理由があるはず。
しかしこのババアは見た目も行動も経歴もひどい。

★救いどころの無いぐらいケバイ容姿
★次々と旦那を変えて国籍の異なる子供を生産した経歴

見た目も性格も悪い相手と子供まで作るのは「年上のケバいばばあ」というのがビーの兄にとってのアドバンテージなのであろう。




俺に置き換えると
「ブスで性格も悪いけど現役女子高生だからつきあった。しかし年の差の溝を埋めることが出来ずふられた。金を使ったが失意だけが残った。」




ビーの兄にとっては
「ブスで性格も悪いけど3人子持ちのケバい熟女だからそのケバさと重ねた年齢に惹かれて結婚した。遊びグセがあり金遣いの荒い彼女を金銭的に満足させることが出来ず金持ちのファランと逃げられた。そして子供だけが残った。」



ビーの兄にとって「ケバい熟女」とは「現役女子高生」と同じバリューを持つのであろう。

あえて言おう。

ビーの兄は重度の性的異常者だ。



ビーの兄の異常な(俺から見て)性癖はさておき、同じ部屋に以下の面子が揃うと異常な雰囲気となった


★国籍の異なる連れ子を持つばばあと恋愛感情が成立させるイギリス人のデブじじい
★子供がいながらも次々と男を変えるタイ人ヤク中超ケバばばあ
★ドイツ人100%に見えるごついタイ-ドイツハーフ少年
フェラチオバーで働いていたタイ人少女(ビー)
★そのうち風俗デビューしそうなタイ人少女(連れ子1)
★生まれてすぐ母親がファランと逃げたタイ人幼女
★タイ人熟女趣味青年(ビーの兄)
★日本人ロリコンデブ中年(俺)

この空気感は実際に見ないと実感できないであろう。



1時間ほどヤク中ばばあはロイエットに残した娘と触れ合ったあと、たった3,000バーツの養育費をビーの兄に預けて去っていった。

ビーによると別れた妻は年に1-2回こうやって会いに着てお金を置いていくそうだ。
それにしても連れ子一同を連れてくる必要性がわからない。
こいつらが移動する光景は異常な雰囲気を発しているのは間違いない。


◎最終日のロイエット観光


奇妙な会合の後はビーの父親が運転するピックアップカーの荷台にのってロイエット観光に向かった。
観光と言ってもタイの田舎では滝と寺院と決まっている。
滝に行って立派な寺院を観光した。道中で炎天下の中でピックアップカーの荷台で長時間過ごしたため振動で腰が痛くなり、さらに日焼けして痛かったが荷台で移動する貴重な体験となった。(ただしもう荷台には乗らない)

すこし気になったのが、ビーの財布の内側に貼っている写真の男(色黒イケメン)が気になったぐらいだ。

ロイエット訪問の締めくくりに、水の浄化に失敗した代償としてビーに携帯電話をクレジットカードで買ってプレゼントした。
浄水設備で使うポンプもクレジットカードで買ってれば良かったと今になって思うが、結果的に無駄なお金を遣わなくて良かった。

そして3回目のロイエット訪問は終了し、俺はバンコクに戻った。

バンコクに戻ってすぐに俺がビーから携帯電話のプレゼントの報復を2度にわたって受けることになる。


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