帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

タイ沈没史第24話 ビーに会いにコラートへ

ビーに会いにコラートへ タイ沈没史第24話


公開日 2015年1月1日 タイでのひきこもり生活 ニート史 シパタイ救済スレ 最近巨乳にはまっている。ムックちゃんとディアちゃんの巨乳を触った結果、巨乳の良さに気づいた。ロリコンが治ったわけではないが巨乳ロリがマイブームである。  



以下の記事は2011年1月ごろの回想録です。


タイ沈没2,450日目ごろ


◎ビーを追う


3たびビーに去られた俺はまだ懲りてはいなかった。
というのも、ビーが部屋を出て行ったときに置いていった手紙には

「私はあなたとは一緒に住む事は出来ません。ごめんなさい。でも好きです。」

とあった。

実際のところ、ビーが伝えたい気持ちは


お前とは住むわけ無いだろうがバーカ! 
でも引き続き援助がほしいから、キモイお前から離れてもお金の援助は欲しいからちょっとフォロー。


ということであろう。

しかし当時の俺の脳は炭水化物にどっぷり侵されており、正常な判断が出来なかった。
そのため手紙の最後の部分の「でも好きです」のみが強調して認識された。
ビーはまだ俺のことが好きだという錯覚をしていた。




状況を打開すべくビーと仲の良い元MIKE's PLACE従業員であるサーバーンのエムに協力を求めた。協力報酬3,000バーツをエムに渡して。

エムはビーとの共通の友人を通じてビーの新しい電話番号を得た。
そしてビーに現在の居場所と俺のもとから消えた理由(その当時はわからなかった)を聞いてもらった。

ビーは現在ロイエットの実家に滞在中で、俺のもとから消えた理由はセックスを要求しすぎるから。
これまでお店のサービスとして3回、個人的に3回の計6回しかさせてもらっていない。
なのにビーにとって要求しすぎるらしい。




今なら冷静に逆の立場で考えることが出来る。

俺がもしアラフォー婚活ババアにセックス要求さたとする。

最初の1回は興味本位でセックスしてあげるかもしれない。

しかし!そのババアが図に乗って俺に二度目のセックスを要求してこようものなら

「この淫乱ババア 俺に近寄るな!」

というかんじで嫌悪する。

婚活ババアが俺のためにアパートを借りて囲うようならビーと同じように、もう1回だけセックスしてあげて、その隙に逃げ出す。

ビーにとって俺との数回のセックスすら苦痛だったようだ。

しかもそのころの俺の体重は生涯最重で0.1トンにも届こうかという状態であった。
その辺を改善すべきなのだが、俺の炭水化物で腐った脳は理解できなかった。

にも関わらずその頃の俺の脳内はビーとのバラ色の妄想でいっぱいであった。


◎ビーからの連絡


2ヵ月後、ビーから俺に直接SMSがあった。
俺が渡したお金が尽きたのだろう。非常にわかりやすい。

ビーからのSMSメッセージはお金を送金してほしいではなく、まだ友達だよね?というソフトなメッセージだった。

ビーに会いたい俺は、すかさずSMSの発信元に電話をかける。 会いたいと言うと、しばらくロイエットでバンコクに行くつもりは無いとのこと。

ビーがバンコクに戻らないならロイエットに行ってまでも会いたい俺であるが、レックに無断でロイエットに行くわけにはいかない。

したがってバンコクとロイエットのほぼ中間地点であるコラートで会うことにした。


◎ビーに会いにコラートへ

平日に仕事を休んでコラートに行くことにした。
何かを察知したのか、もしくは社内スパイからのタレコミなのか、レックから何度も電話着信があった。しかし電話をとらなかった。

ビーと会っているときもレックからの着信がたびたびあったが無視した。
せっかくビーと会ったのに気分が悪い。レックからの5分毎の電話着信がうざい。

その日は日帰りで限られた時間しか無く、ビーと折角会えたものの食事だけをして別れた。

今回は時間が無かった。悔いが残る。
そうだ!いつか泊まりでロイエットに行こう。

そう決意した俺が家に帰るとレックが家で鬼のような形相で待っていた。

「パイナイマー!」

「タムマイ マイラップ トラサップ!」

こいつをなんとかするのが先だ。
ビーを俺のものにする前にこいつの排除からだ。

イメージ 1