帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

タイ沈没史第23話 ビーの帰省3


ビーの帰省3 タイ沈没史第23話


公開日 2015年1月1日 タイでのひきこもり生活 ニート史 シパタイ救済スレ 結局ムックちゃんは帰省しなかった。1月3日に行って乳を揉んで帰ってきた。
5年前にミャオミャオバーを辞めてロイエットに帰ったビアが復帰していた。当時ですら賞味期限を切れていたが35歳を超えて酷い状態で頑張っている  



以下の記事は2010年11月ごろの回想録です。


タイ沈没2,390日目ごろ


◎ビーを囲う


ビーを俺だけのものにしたい。
他の男から隔離したい。
いつでも好きなときに会いたい。
なので俺がアパートを借りてそこにビーを住ませる。

そこにビーを囲ってミヤノイ状態にして毎日のように通ってビーと
あんなことやこんなことを・・・セーラー服を買ってきてビーに着せてそのままプレイを・・・・・

俺の妄想は膨らんでいく。


俺はすぐさま手ごろなアパート(家賃5,000バーツ未満)でシーロムからそう遠くは無く、知人が少ないラマ3通り付近のアパートを探し出し、自分で契約し、テレビとベット、冷蔵庫を買い準備万端でビーを迎えた。

保証金・前家賃で15,000バーツ、テレビにベッド、冷蔵庫で10,000バーツ。25,000バーツなど俺の妄想が実現するなら安いものだ。

アパートを借りてすぐに強引にビーを俺が用意したアパートに住まわせた。
ビーはひとりでは来ず、友達2人と一緒にそこに住んだ。


ビーはこのアパートに引っ越してからいつも不機嫌た。

一緒にいてもビーから俺に話しかけることは無い。
俺が頑張って話を振っても会話は長く続かない。

なので一緒にいて楽しくない。

今ならわかる。ビーは俺が用意したアパートに住むことを嫌がっていた。なぜ俺は理解できなかったのか。

俺が用意したアパートだと、ビーは本命の彼氏に会えなくなる。
しかもデブで暑苦しく、加齢臭の漂う性癖異常な俺と接する時間が増える。


◎ビーの帰省3


ビーは俺が部屋に行くと必ず友達といる。俺と目を合わせたがらない。
ただテレビから目線をそらさず固まったまま。俺が呼んでも答えるが振り向きもしない。
そんな状態が1ヶ月つづいた頃に俺は我慢できなくなってビーに強く文句を言った。

「俺が声をかけても俺の方を向くのすら嫌か?」
「何故そんなに冷たいの?会話すら嫌なのか?」
「そんなに嫌ならもう来ない。家賃と生活費も自分でなんとかしろ!」

ビーは気のせいだ。と言う。

まだ納得しない俺を見てビーは一緒に部屋にいた友達に部屋から出るように促した。

この瞬間、アパートを借りて以降初めて部屋の中で二人っきりになった。

ビーの適当な言い訳を聞いたあと、久しぶりにビーを抱擁した。
ビーの体は弾力があってかつ柔らかくて気持ちい。この体の抱擁はこれだけ報われない苦労をする価値はある。

そのまま俺が買ったベットに押し倒す。

ベットを買うときに脳内で何度も何度も妄想した内容がついに実現する!
ホテルで無くアパートの一室でのはぢめてのビーとのセックスだ。俺の脳内では不吉にも何故かシャ乱qのシングルベットが演奏される。

俺がビーのために買ったシングルベットで最初で最後のセックスが2ヶ月振りに出来た。2年2ヶ月で6回目。

感動した俺は多めにお小遣いをあげ、ビーが携帯電話の残金が無いと言っていたので1000バーツ分のプリペイドカード
を渡した。さらに月末だったので家賃を払うようにと家賃分を追加で渡した。



翌日。


ビーは再び消えた。

家賃は当然払ってなかった。

電話も繋がらない。

番号をまた変えたようだ。

やられた。


馬鹿な俺は素直に悲しかった。何故ビーがたびたび俺から姿を消すのか。
俺のどこが悪かったのか。

答えは簡単である。
俺が中年デブおやじなのが悪いのであるが、このころの俺は現実が見えてなかった。
俺が20代前半の田舎出身のイケメン色黒タイ人ではないのが悪かったのだ。


この帰省以降、俺がロイエットにたびたび出向くことになる。

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