帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

タイ沈没史19話 ビーの帰省2

ビーの帰省2 タイ沈没史第19話


公開日 2015年1月1日 タイでのひきこもり生活 ニート史 シパタイ救済スレ ソイカーボーイが恋しい今日この頃 スージーウォンのムックちゃんはまだ在籍しているでしょうか? ナイトアンドイージーのミンちゃんはカラオケ転向か?  



以下の記事は2010年6月ごろの回想録です。


タイ沈没2,240日目ごろ


MIKE’S PLACEの経営者交代

ビーがMIKE'S PLACE を辞めたようだ。仲の良かった黒乳首のレック、片乳首のニット、シワ腹のエー、サーバーンのエムの4名も同時に消えている。
しかもMIKE’S PLACEのオーナーも元の白人(オーストラリア)からいつもまにか黒人に代わっていた。
この黒人は目がとろーんとしてやばい薬をやっているようだ。挨拶しても無視された。ヤバイ奴なので関わらないようにしよう。

黒人に経営交代してからバーの営業方針をフェラチオバー主体からテキーラ割りやカクテルの豊富なバービアにシフトしたようである。
俺にとってこれは良い方向性であるが、ビーがいないのは困ったものだ。残った従業員にビーの行き先を聞いても知らないという。

ビーの電話番号も聞いていないし、知っているであろうレックも辞めたのでもう連絡が取れないかもしれない。


ビーとの再開

数日後、俺の勤める会社にMIKE'S PLACEでキャッシャーをしていたサーバーンのエムから電話があった。
「ビーを含む4人が店を辞めた 相談したいことがあるので会ってほしい」 と。
その日、ランシットのオープンレストランに呼び出された俺はエムから事情を聞いた。

MIKE'S PLACEの経営者は店を実質支配していた妻が妊娠したため、期間限定で黒人男性に営業譲渡をしたらしい。
その新しい黒人オーナーは引継ぎ直後にすぐさまビーにセックスを要求したそうだ。

当初は黒乳首のレックが間に入って規定の本番報酬を本人に払うなら所属する娘の誰でも良いよ! と提案した。
これに対して黒人経営者は所属のフェラチオ嬢とは無料でセックス出来る権利が俺にはある!と主張する。

そもそも黒人とは金をもらってもセックスしたくはないので辞めるというビー。
さらに従業員を所有物扱いし、無料でセックスし放題で当然という黒人の態度に反発した片乳首のニットとシワ腹のエーとサーバーンのエム、黒乳首のレックが追従して辞めた。

失業した4人は、俺の会社の販促用社名入りボールペンに書いてある電話番号により俺に連絡をとってきたのだ。

MIKE'S PLACEの店内で寝泊りしていた3人(豆乳首のビー、片乳首のニット、シワ腹のエー)はサーバーンのエムの実家に居候するらしい。

他の3名の再就職先などはどうでも良いが、ビーがとりあえず住む所が無いというのは、かわいそうだ。
とりあえずビーには新しくアパートを借りるように。そこを拠点に仕事を探すように と、アパートを借りる保証金として6,000バーツを与えた。


ビーはふたたび消える

翌日、ビーの携帯電話にかけると、ロイエット行きのバスの中だった。ビーは俺の与えたアパートの敷金を持ってロイエットに帰ってしまったのだ。
こいつらはまとまった金が手に入ると田舎に帰る習性がある。

翌日は電話が繋がらない!ビーは携帯電話番号を変えやがったのだ!


これ以降、何度も俺がビーにまとまった金を渡すたびに俺にとって最悪の結果が訪れることになる。
そのことを俺が学習するまでにもう少し時間と苦悩が必要であった。




そもそも金づるの俺から、十分な金を得た時点でビーにとってのミッションは終了なのだ。
その金のおかげで、しばらく俺と接触しなくても良くなる。そして俺の前から消える。さらに携帯
番号も変える。

その後しばらくして、金が無くなれば仕方なく俺の前に現れる。


馬鹿な俺は何度も繰り返すまではわからなかった・・・・。



アラフォーのデブ中年とロリ娘の間に恋愛関係が成立すると勘違いしていた当時の俺。
真実を気づいていたかもしれないが、すぐに消えてしまうビーをなんとかしてモノにしようと意地になってたのかもしれない。


その後黒人経営によるMIKE'S PLACEは頓挫し、元の経営者に戻ることになるが、この詳細は過去記事参照



新しい経営者の黒人はこんな感じ
イメージ 1