かつてタイで現地採用日本人として働いた俺がお勧めする観光スポット紹介する。
バンコクの歴史を肌で感じるためにお勧めしたい遺跡巡りを3か所。
バンコク
アソーク駅前バービア群跡地
かつてバンコク最大のバービア群であったアソークバービア群はBTSアソーク駅前の交差点の北東側(ソイ23側)に広がる広大な空き地に存在した。
空き地に無数に建てられたトタン屋根のバラック小屋は昼間に見るとスラム街のようであったが夕方からピンクのネオンが灯り、パンツが見えそうな短パンをはいたバービア嬢が店の前でたたずむ。
密度および店舗数ともバンコク最大のバービア群であった。
雨の日は土がぬかるんで靴がドロドロになってしまうが、大勢のやる気のないバービア嬢が格安料金でもてなしてくれる。
大多数のバービア嬢はゴーゴーバーなどで踊れなくなったというか人前で半裸をさらすのが憚られるようになった風俗嬢の吹き溜まりのような場所。
しかし稀に田舎から出てきたばかりの風俗デビュー予備軍が在籍することもあるのでダイヤの原石を探す気分でバービア巡りをするのも一興。
そんなバンコク最大のバービア群であるが、2005年ごろに突如として姿を消してしまった。バンコクの中心部にスラム街のようなバービア群が存在するのは政府としては目障りだったのだろう。
立ち退き後もしばらくはアソーク通りの空き地などに何店か分散しつつ営業していたが、現在はソイカーボーイの入り口と夜中に出される屋台営業のバービアを残すのみとなった。
歩道の屋台バービアは年増のわりにスレたバービア嬢しかいないので、バービア群跡の遺跡としてインターチェンジビル周辺を往時を偲びながら歩いてほしい。
スクンビットソイゼロバービア群跡地
バンコク3大バービア群の2か所目。
BTSプルンチット駅からナナ駅方面に100mほど向かった場所にあり、スクンビット通りと直角に交差する高速道路の立体交差の高架下にあったバービア群。
スクンビット通りのソイ1のさらに起点寄りにあるためソイゼロと呼ばれた。
バービアは高架下に沿って100mに渡って10件ほど営業しており、バンコクで最もやる気の無いバービア嬢が多いことで有名であった。
ナナプラザやソイカーボーイの喧騒に飽きた時に箸休めとして利用していたが、アソークのバービア壊滅とほぼ同時期に閉鎖させられた。
こんなのどかなバービアが規制対象になるのが不思議で仕方が無い。
閉鎖後に、スクンビットソイ1近辺に入居者がほぼバービアというビルが出現したが1年ほどで閉鎖のされた。
もっと通っていればよかったと後悔している。
現在その高架下は多分立ち入り禁止になっているはずだ。
マイクスプレイス店舗跡
マイクスプレイスとはパッポン2通りのフードランド横の奥まった場所にあったバービア。
バービアというよりも店内の個室でフェラチオしてもらう抜きバーであった。
個室では本番も可能。
カウンター、ソファー、ビリアード台が充実しており、バービアとして利用する客が多かった。
晩年は個室を完全に無くしてバービアとして営業していたが、惜しまれつつも閉店してしまった。
2年たっても「自分は18歳だ」というバービア嬢が活躍するなど良かった時期もあった店。
お店の扉は現存するはずなので、当時の面影に触れてほしい。
週に5日は通うという基地外な日本人がいたという。
以上。