腹上死して生まれ変わってタイ人に66話
機械製造会社の駐在員ユウイチは泥酔しながらも若いゴーゴー嬢をホテルに連れ込み行為の最中に突然死してしまう。
死んだはずのユウイチは目覚めたとき、タイ人中学生の【アット】になっていた。
コンケン大学を卒業したアットは前世で勤務していた会社に入社する。
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第66話 タイ人風俗事情
2000年4月。
ナムワーンとの同棲生活もすでに6年が経過していた。
社会人になってお互いに忙しいのもあるが、セックスはほとんどしなくなった。
はっきり言って飽きが来ている。
ナムワーンの大きめのおっぱいは未だに張りがあって形も良いが、何年も揉みなれた感触に揉んでも込み上がって来るものは無い。
揉むと逆にテンションが下がるぐらいだ。
給料のほとんどをコンドミニアムのローン返済で持っていかれ、ようやく手に入れた家賃収入も2部屋目の内装費用を捻出するために手が付けられない。
ここ数年は金も無いのでオナニーばかりであったが、給料が増えたのでようやく夜遊びが出来る。
前世なら迷わずソイカーボーイかナナエンターテインメントのゴーゴーバーに行くところだが、今の俺はタイ人である。
スクンビット通りのゴーゴーバーでタイ人の客を見ることは無いので、俺が行くと浮いてしまうに違いない。
タイ人向けの風俗としては
・ローカルカラオケ
・ローカルパブ
などが代表的なのだが、上司のチャイラットさんに連れて行ってもらっているローカルカラオケの女の子は若い子は多いがほとんどが経産婦だった。
連れ出し可能なパブはピチピチのモデルみたいな女の子が多いが高い。
人気の女の子に対してタイ人の金持ち同士が高級携帯電話やブランドバックなどのプレゼント合戦を行っているため、レベルの高い女の子のお持ち帰りに対するハードルが異常に高い。
ということで手軽に行けるのがソープランドとなる。
ということでソープランドのあるペップリーに向かった。
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ソープランドに入るとテーブルに案内される。
タイ人はすぐに女の子を選ばずにテーブルに座ってじっくり女の子を選ぶ人が多い。
じっくり金魚鉢に並んだ女性を眺めると、一番安いランクの女性が並ぶエリアで見覚えのある女性がいた。
10年前、コンケン大学付属中学の時に付き合っていたモッドだ。
コンケン大学付属中学の4年生(高校1年)から日本に留学するまで付き合っていたモッド。
10年経っているがあまり変わっていない。モッドは俺の事に気づいただろうか?
こっちは薄暗いから気がついてないかもしれない。
久しぶりに新規の女性とセックスをするつもりであったがモッドを指名してしまった。
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