帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

タイで儲かる商売とは

「タイで儲かる商売」とは
タイに限らず利益率が高いとか、競争が激しくないとか、需要が多いとか将来性・成長性がある商売のこと。
しかし凡人がその商売を始めたからと言って必ず儲かるとは限らない。

 



事業を始めるに当たって、儲かる商売を探すという行為は正しい。しかし儲かる業種や商材を扱ったからといっても誰でも儲かるわけではない。
儲かるためには儲かる仕組みを考え、その仕組みどうりに事業が行われるように資産や人員を配置し、それを維持するよう管理しなければならない。

 

 
儲かる(景気の良い)業種でも潰れる会社もあれば、景気の悪い業種でも利益を挙げる会社が存在する。
飲食店で成功して多店舗展開し順調に利益を上げる店もあれば、貯金を使い果たして閉店する店もある。

だから儲かる商売を探せばOKということではない。
本当に儲かる商売を探そうと検索エンジンでこのページにたどり着いた方には悪いが、これは残念ながら真理だ。


バンコクの場合、飲食店やカラオケ店は競争が激しく、相当の努力をしなければ生き残るのが難しいだろう。
新たに出店しても1年生存率は50%を下回るそうだ。

 

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その昔(2011年ごろ)日本でパワーストーン販売事業を展開し、日本でそこそこ儲けた社長さんがバンコクで開いたカラオケ店は3ヶ月で閉店した。
内装に大金をかけた割には営業期間3ヶ月で黒字経営は無理だと判断し、閉店した「損切り」の判断は的確だったとは思う。

 


素人だとズルズル2年ぐらい赤字を垂れ流して、気力と貯金を使い果たすのだが、この社長は日本で成功しただけあって商売の感覚が鋭いのであろう。
このカラオケ店の名前が「HANABI」なのは笑える。名前のようにドーンと景気よく開店し、潔くさっと閉店した。

そんなことはさておき、タイで儲かる商売を探している人にはどんな事業でも努力次第で何とでもなると言いたい。
 

その昔、俺はずっと儲かる商売は何なのかを考え続けた。しかし結果的にたどり着けなかった。
実際には営業活動に邁進しつつ、業務効率を突き詰めて行けば、ほとんどの商売で儲かり、だらだら仕事をしていればどんな商売でも儲からない。
 
いくら儲かる(利益率が高く需要が多い)商売を始めても

★黒字化し、継続することを怠る
★従業員の怠慢や不正
★従業員と次々と性的関係を持つ
★経営者のタイ人妻が経営にしゃしゃり出る
★経営者が夜遊びにふける

といったことが発生すれば儲からない。逆に儲かる仕組みを確立して、それを維持するようしっかり管理すればどんな商売でも儲かるであろう。


仮にバンコクで検査用冶具の製造販売が儲かるとしても素人がすぐに出来るわけでも無いしね。
自分の出来ることを頑張るしかないと思う。
 

 
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