帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

バービア依存症(2)

前回に続きバービア依存症のはなし。
「バービア依存症」とはバービアに行くことで得られる快楽に依存し、バービアに頻繁に通うだけでなく日常生活での思考の中心にバービアがある状態のことである。



「僕は元々ぽっちゃりしたロリ系の女の子が好きだったんです。」
 


中年男性のわんわんさん(仮名)は語る。

細くてスタイルが良い女の子も良いが、そんな女の子は胸とおしりぐらいしか肉付きの良い部分が無い。
ふともも・二の腕、背中および体全体の揉み心地を重視し、そのムチムチ満喫するには、ぽっちゃり系しかない。

かといって過度な肥満状態の女性の脂肪はブヨブヨで揉み心地は良く無い。さらに妊娠や加齢のためについた脂肪も論外である。
なので求められるのは程よく肉のついた若い娘となる。


ゴーゴーバーで踊るぽっちゃりとした女の子が少ない。30歳近くなって妊娠などにより体型が崩れたばばあはいるが崩れたばばあには興味は無い。嫌悪感すらある。
タイに数ある風俗のうち、ピチピチでぽっちゃりした女の子が多いのがバービアである。(当社比)
 

ということでバービアに通いだした彼は、現在重度の「バービア依存症」である。毎週1回は必ずクイーンズパークに通っている。
彼の症状を以下にチェックリスト式にまとめたので、バービア依存症の疑いがある人は以下を参照してほしい。



バービア依存症チェックリスト
1 食事やマッサージでもソイ22に、ついつい行ってしまう
2 バービアを見かけると、ついつい入店してしまう
3 嫁に嘘をついてバービアに行った事がある
4 1回あたり3時間以上バービアに滞在する
5 夕食を食べずにバービアに直行する事がある
6 明るいうちからバービアに行く事がある
7 嫁にお金を借りてまでバービアに行った事がある
8 バービアから帰る際に財布が空になった事がある
9 お前とはもう
一緒にバービアに行かないと友人に言われた事がある
10バービアに行く資金を得るために日々働いている
11例え悪天候でも、関係なくバービアに行く
12バービアに行く為に、1次会をこっそり抜けた事がある
13暇ができるとついバービアに行ってしまう
14いい事があった時「そのお祝いに」という理由でバービアに行く
15悪い事があった時「憂さ晴らしに」という理由でバービアに行く
16良いバービア嬢に会った後はまたバービアに来ようと思う
17悪いバービア嬢しかいない時は今度こそとまたバービアに来ようと思う
18バービア嬢と縁を切ろうと思った事が何度もある
19仕事を辞めて日本に帰ろうと思ったが、バービアのために思いとどまったことがある
20バービアでじょうごが付いたホースを口に加え一気飲みしたことがある
 

以上20項目のうち5項目以上あてはまる場合は「バービア依存症」との疑いがある。



バービア依存症を治すには
バービア依存症患者に対する現状脱却のためのアドバイスをする。


ステップ1

まずお前の横で座っているバービア嬢は客観的に見て「かわいい」か?と考える

バービアは楽しい場所だと言う無意識のイメージがブスでデブなバービア嬢を「かわいい」と錯覚させていることがある。
なので一度客観的にそのバービア嬢が本当に「かわいい」かどうか観察してみる。

もしデブなブスだと気づけば、すぐさまチェックビンして他の店を廻ってみて本当に「かわいい」娘を探してみる。
クイーンズパークのバービアをすべて見て廻り、最終的に「かわいい」娘がいないならゴーゴーバーやカラオケなど他の風俗店に行けば良い。
 

ステップ2

バービア依存症が精神病であることを理解する。

・どうして飲み会の後でひとりでバービアに寄るのか?
・どうして会社帰りに晩飯も食わずにバービアに直行するのか?
・どうして複数のバービア嬢にドリンクを何杯も飲ませるのか?
・どうして食事会の開始1時間以上前に到着し、その時間つぶしにバービアで飲むのか?

上記の「バービア依存症」患者にありがちな行動に対して患者本人は明確な理由を提示できない。
それは「バービア依存症」が精神病のひとつであり、バービアに関する限り、客観的かつ正常な判断が出来ないからである。

従ってまずは自身が異常状態である認識をもってバービアに臨む必要があり、自制による依存症脱却はほぼ不可能であるという認識を持つことから治療が始まる。
 
 

ステップ3

精神異常状態なので自分の意思の力ではこの依存症を解消することは出来ない。
そのためどうしてもバービアに通えない状況を作り出す必要がある。

・普段からお金を持たない
・お金を稼がない(仕事を辞める)
・日本に永久帰国する
・別の風俗形態に依存する
・バービア嬢本人に依存する(*)

このようにバービアに通うことが出来ない状況に自分を追い込むしか方法が無い。
*バービア嬢がバービアを辞めた途端に性的興味が無くなる危険性を考慮する必要あり


前出のわんわんさん(仮名)も自制心に頼った「バービア断ち」に失敗し、日本に永久帰国という最終手段で克服している。
 

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