帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

タイ沈没史第48話 タニヤ通い

タニヤカラオケ タイ沈没史第47話


公開日 2015年1月1日 しばらくパタヤに通っていた男は洪水によってバンコクを離れづらくなったため、近場のタニヤに目を向ける。  




以下の記事は2011年12月ごろの回想録です。


タイ沈没2,840日目ごろ


◎タニヤカラオケ


アユタヤが洪水に襲われてた頃、バンコクはまだ平穏だった。
バンコクがいつ洪
水に襲われるか分からない状況ではパタヤに出向くことは出来ず、俺の主戦場はタニヤに移っていった。

タニヤといえばカラオケである。カラオケと言ってもタニヤの場合はカラオケボックスではなくカラオケ付き置屋だ。
基本的に俺はタイでの「カラオケ」という風俗形態はあまり好きではない。連れ出し前提で入店するにあたり不都合な理由は以下の通り。

1.カラオケ嬢を選ぶ際に大勢の視線を受けるのが恥ずかしい
恥ずかしいので舐めるように選ぶわけにも行かず、焦って変な嬢を選ぶ危険がある

2.カラオケ嬢を最初に選んでからは変更しづらい
照明の明るい場所で顔は確認できるが、瞬時に一番俺の好みに近い嬢を探しきれない
隣に座った途端に小じわが気になって一瞬で萎えることもある

3.古臭いドレスを着ていて体型を確認しづらい
顔や見た目の体型は良くても脱いだ途端に萎える体の持ち主に遭遇する危険がある。
シリコン豊胸、特大乳輪、垂れ乳、胸無し

4.他人の歌を聞くのが好きではない
5.自分で歌うのも好きではない
6.日本人の知り合いに会いやすい
7.カラオケ嬢の年齢層が比較的に高い(と思っていた)
8.金髪・巻き髪・厚化粧の嬢が多く気に入らない


さらにタイに住む以前、俺がまだ観光でタイに来ていた頃。
何回も態度の悪いカラオケ嬢に運悪く遭遇して印象が良く無かった。

1.隣に座っても会話する意思がなく常に携帯電話をいじっているか長時間電話で話している

2.接客せずに、すぐにどこかに行って帰ってこない。時間切れギリギリに戻ってからは強引に連れ出し要求する

3.連れ出し要求を断ってからは一言も話さなくなった

4.連れ出してキスしようとすると「あなたの病気がうつるでしょ?」とはっきり言われた

5.連れ出してから3日間、頑なに帰らなかった

6.連れ出して服を脱がしたら異常に毛深かった(特にふともも)

過去に遭った災害や、気に入らないシステムも、ハイスペックなカラオケ嬢に出会えるのなら問題なく、タニヤの街角で客引きしている面々を見ても俺的に合格ラインを超えた嬢が多いことに気づいた。

しかもタニヤは俺のアパートからタクシーで5分の距離にある。今はアパートにも平気で連れ込める。

ということで、アユタヤが洪水で悲惨な状況であるにも関わらず、不謹慎な俺はタニヤに足を運ぶようになった。



◎ウドンタニ出身のネーンふたたび


とりあえずタニヤでの店のチョイスは何度か行ったことのある「くらぶ純」である。
現在は惜しまれつつも閉店してしまったが、安い料金(1時間555バーツ)と斬新なサービス(追加料金で1時間にカラオケ嬢が3人入れ替わる)で話題になった店だ。

しかも俺の現在のアパートの記念すべき宿泊初日に招いたのもこの店のネーンちゃん(ウドンタニ出身23)である。


このネーンちゃんを連れ出したのはアパートの転居記念が最初だが、実は数年前に会っている。
数年前、当時ネーンちゃんは大学在学中で、連れ出し不可のカテゴリーでタニヤで働いていた。

そのときに俺は一度横に座ってもらい、2時間ほど歓談したことがあり、大学で経理を学んでいた当時のネーンちゃんに、卒業したらうちの会社に推薦するからと、名刺を渡したのだ。

そういう経緯と、前回はネーンちゃんを連れ込んだときに買ったコンドームのレシートがレックに引導を渡すきっかけになったことで
個人的に恩義のあるカラオケ嬢であった。

さらにルックスも可愛く申し分ない。
ふとももの毛が異常に多くて長いことを除けば。

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