帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

タイ沈没史第47話 フォンの性癖

フォンの性癖 タイ沈没史第46話


公開日 2015年1月1日 最後のロイエット訪問でビーに対する気持ちを整理した男は懲りずに新たな地に向かう。  




以下の記事は2011年12月ごろの回想録です。


タイ沈没2,840日目ごろ


ムクダハーンビ出身のフォン(19)


フォンとはタイ語で雨という意味。
フォンはタイの東北部でメコン川を挟んでラオスに接するムクダハーン出身。両親は建設労働者で、工事によって各地を転々としており子供のころからバンコクチョンブリーで過ごしていた。

2年前から両親と離れてひとりでパタヤで働き出し、しばらくビーチロードソイ6のゴーゴーに勤務していたらしい。
デビュー直後のフォンに会えなかったのが残念だ。ソイ6に掘り出し物が無いか今後探検しようと思った。

フォンは締まった体型をして肌の質感が細かく弾力がある。
胸は小さいが大胸筋によって乳首が上を向いて形が美しい。ウエストが締まって腹筋が割れている。
全体的に体毛が少なく、あそこの毛も少ない。

なので俺は性能の良い体を満喫すべく、セックスの時間の大半はフォンの体を舐めますことに費やす。
俺がフォンの体中、とくにアソコを長時間舐めまわしてもフォンは文句を言わず横になったままじっとしている。

あそこの締まり具合はファランの大きなモノの相手をしているせいか、それほど良くは無かったが、肌の質感の良さがそれを補って余りある。

セックスの後に食事やバービアにもついて来てくれる。しかし食事の途中から高確率でトムボーイ(男装女子)が合流して来る。
トムは色黒で背が低くがっちりしており、顔はアジャコングのようだ。自分の彼女をペイバーした俺にも気さくに話しかけてくる。

このトムボーイはフォンと同棲してり、生活費はフォンに稼いでもらっているのでいわゆる「ヒモ」であるが、不定期でトムバー(女性客を男装した女性が接待するバー)で働いているらしい。

ある日はトムボーイの代わりにピンクの服を着たかわいらしい女の子を連れて来た。俺のロリコンセンサーは18歳以下の反応を示したが、聞くところによると、このロリっ娘もすでにゴーゴーデビュー
しているらしい。
フォンは酔うとしきりにこのロリッ娘にキスをしていた。俺もキスをしたいと言うとフォンがキスをしてくれたがこの子はダメなのだそうだ。

フォンの性癖

フォンの連れて来たこのロリっ娘はフォンの「彼女」らしい。
フォンはトムボーイに対しては「女役」
ロリっ娘に対しては「男役」
のようである。

この衝撃のフォンの性癖よりも、ロリっ娘の勤務先が非常に気になる。
基本的にフォンの性的対象は女性で、トムボーイに対しては「女役(ディー)」として。
ロリっ娘に対しては「男役(トム)」として対応する。

男に対して性的興奮があるかどうか不明ではある。ゴーゴーバーで様々な国籍の男の相手しているのはビジネスと割り切っているのか?

性癖は別として、体の性能が非常に良いフォンには何度もお世話になった。
その後勤めていたゴーゴーバーRoxyを辞めてからも何度かバンコクの俺の部屋に出張してもらった。

そのうち1回はフォンの姉の娘(6歳)を預かったまま一緒に俺の部屋に来てその娘が寝静まってから横でセックスするという貴重な
体験をさせてもらった。

次も連れて来て良いよ とは言ったが1回だけだった。

フォンの性癖が異なることが分かっているため、俺はこいつを独占しようと思うことも無く、性欲処理の相手としては非常に好都合だった。

しかし時間経過に伴いフォンは俺と出会ってから次第に太っていき、体型と肌の質感が悪くなる一方だった。
それに反して俺に対するセックス1回の要求額が増え続けたので、次第に連絡をとらなくなっていく。

パタヤの他のゴーゴーバーを開拓したかったが、しかもそのころ俺はパタヤにあまり行けない状況が訪れていた。

アユタヤからバンコクに及ぶ一帯を襲った洪水である。
俺の主要顧客がアユタヤにあり、しばらくはその対応に追われることになった。


イメージ 1