帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

メイドは泥棒と思え

Q.
アヤさんを探しています。どうしたら雇えますか?


メイドのことをアヤさんと呼ぶらしい。
タイに住む単身赴任がメイドを雇うのは理解できるが、メイドに家事をさせている駐在員妻は理解に苦しむ。家事ぐらいしろ。


タイのメイドは学歴不問、犯罪歴不問、国籍不問、特殊な技術・経験不要と誰もが就ける職業である。
敷居の低い職業に就くのは能力・モラルとも最低クラスのタイ人となる。



貧乏人は失うものが無いので(最低限の賃金しか払わない)雇い主に義理は存在しない。
数万バーツの現金や換金可能な貴重品があれば持って逃げたほうが絶対に得なので泥棒と同じ。
外国人が田舎まで追いかけてくる可能性はゼロ。せいぜい警察に被害届を出すぐらいだから平気で盗んで逃げる。

子育てに関する常識も大きく違うので、何をされるかわからないから幼児の面倒をみさせるのも超危険。(乳幼児に口移しでもち米を与えて感染症をうつすとか)


とても性格が良くて律儀なメイドがいたとしても安心は出来ない。
貧乏人は生活基盤が不安定なので、田舎でイベント(事故、事件、借金肩代わり、進学、結婚、葬式)などが発生すると泥棒に豹変する可能性がある。

そんな最下層の人間がアパートの鍵を持って勝手に出入りするなんてありえるか?

言語・文化の壁以上に貧富の差、学歴、思考回路に差がありすぎて同じ空間にいるだけでストレスしか生まれないと思う。

メイドを雇っておいてメイドの悪口を言うのは路上のうんこをつまんで指が臭くなったと文句を言うのと同じこと。
うんこをつまみたかったらそれなりの予防措置が必要。

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