帰国したタイの変な日本人

バービアを愛した中年デブの元タイ沈没者がタイを想ってタイを舞台にした小説のようなものを書いてます。

そのうち車を買ってもらえるから、その車をプレゼントしてあげる。

嫁の親戚の話。

ミネラルウォーターの工場で掃除婦をしいている おばさん(独身30代後半 バツ1子持ち デブ色黒 声でかい 顔はバービーみたい)は同じ工場の配達員と同棲していた。

嫁はおばさんの彼氏の配達員の性格を
 
หน้าใหญ่  (ナーヤイ)

と評している。
貧乏人のくせに見栄はりということ。

彼氏は酒乱で暴力をふるい、おばさんからお金をねだってばかりいるが、「たまにやさしい」こともあるらしい。(性欲が高まった日限定)

「たまにやさしい」という長所以外に、なんとそのうち車を買ってくれるという。


おばさんの彼氏の話
俺の妹の旦那はファランなんだ。
そのファランは嫁の兄の俺にも車を買ってくれるそうだ。
ビオスかCITYだと思う。70万バーツぐらいかな。
その買ってもらった車を(おばさん)にあげるよ。
俺ってすごくない?


普通に考えて、たとえ金持ちでも嫁の兄弟にまでくれてやる車は無い。
それに 「ファラン=金持ち」 か? 
金が無くなったときのおねだりをまず「金持ちのファランの嫁」である妹にしろ。
おねだりしすぎて嫌われとるんやろ?


まかり間違ってこいつに何かプレゼントしたとしたら、調子に乗って要求がエスカレートするのは目に見えている。
こいつと関わると「金を失って、気分も悪くさせられる」に違いない。



「嫁の兄に車を買ってあげるという行為自体が信憑性に甚だ欠けること」を嫁に説明させたら、おばさんはすぐに別れて田舎に帰ったようだ。
おばさんは田舎でブラブラしている若い男を毎日のように家に連れ込んでビールを振舞っているそうな。

おばさんも病気だったんだね。


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